バイオマス関連製品の特設ページです。
バイオマスとは、「動植物に由来する有機物である資源(化石資源を除く。)」であり、
大気中の二酸化炭素を増加させない「カーボンニュートラル」の特性を有しています(※1) 。
化学工業においては特に 植物油、米ぬか、綿、パルプ、種子 などの資源が活用されており 、東新油脂の製品にもこれらのバイオマスが使用されています。
※1農林水産省より
環境ラベルとは、商品やサービスがどのように環境負荷低減に資するかを教えてくれるマークや目じるしのことです (※2) 。
一部の環境ラベルについてご紹介します。
〇バイオマスマーク ・管理運営団体 一般社団法人日本有機資源協会 ・特色 バイオマスを利用して、品質及び安全性が関連法規、基準、規格等に適合する商品を認定しています。 バイオマスマーク認定商品はカーボンニュートラルの考え方に基づき、 循環型社会の形成のため、 バイオマスの有効利用を推進しています。使用したバイオマス原料の乾燥重量割合を「バイオマス度」として定め、 どれほどのバイオマスが商品に含まれているか、具体的な数字をもって表示しています。 ・基準の目安 申請商品におけるバイオマス度が、10%以上であること。但し動植物の粗製品等は除く。 |
〇植物油インキマーク ・管理運営団体 印刷インキ工業連合会 ・特色 2008年に制定した植物油インキマーク制度は、それまで主流であった大豆油に限らず、 他の一般的な植物油や再生植物油等も使用できるよう対象範囲を広げました。 植物油は、石油系の溶剤に比べて生分解性があり、VOCの排出もほとんどなく環境負荷低減に寄与しています。 現在ではオフセットインキのほとんどが植物油インキ対応製品となっています。 ・基準の目安 各インキにおける植物油の含有量が基準。基準値は印刷方式等により異なる。 |
〇インキグリーンマーク ・管理運営団体 印刷インキ工業連合会 ・特色 印刷インキの環境負荷低減を一層促進させるために2015年9月よりインキグリーンマークの表示制度がスタートしました。 この制度は、環境への影響が少ない原料をインキ中にどれ程用いているかを主眼とし、 その割合によって環境配慮の度合を3つのランクに振り分けています。 ・基準の目安 各インキにおけるバイオマス割合、VOC含有量が基準。基準値は印刷方式等により異なる。 |
〇バイオファーストインキマーク ・管理運営団体 印刷インキ工業連合会 ・特色 これまでなかったグラビアインキに対する環境配慮の新たな業界基準として制定されたマークです。 「バイオファーストインキマーク」は、グラビアインキ中に一定以上バイオマス成分を使用することや、 トルエン・キシレン不使用などの基準を満たしたインキに貼付して、環境配慮の取り組みをアピールするものです。 ・基準の目安 印刷インキ工業会NL規制準拠、トルエン・キシレン不使用、乾燥塗膜中にバイオマスを10重量%以上含有。 |
〇ライスインキマーク ・管理運営団体 ライスインキコンソーシアム ・特色 ライスインキは現在ではほぼ一般化されている大豆油インキに代わる環境配慮型インキです。 大豆がアメリカから輸入されるのに対し、米は日本を含むアジア圏で生産が盛んであり、 その米ぬか油を植物油に使用することで輸送による環境負荷の削減、地産地消に貢献しています。 また米ぬかは副産物であるため、食糧確保の観点からも地球に優しい材料です。 ・基準の目安 インキ重量のうち20%以上が米ぬか油であること。 ※2環境省より |
東新油脂ではマークの取得に有効な中間材料を提供することで、環境負荷低減に貢献しています。
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※1バイオマスカウントは固形分中の数値です。記載の値は放射性炭素濃度測定を行った値ではなく、また保証する値ではありません。詳細は別途お問い合わせください。
※2パイロット品
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